はじめに 『ざぶとんブルブル整体法』は整体院を開業している私が考え出した新しく、安全、効果確実な健康法です。どこの家にもあるざぶとんを使って手軽に肩・腰・膝の痛みを緩和させる方法です。 実際この方法で一番の恩恵を蒙っているのは私の母で、その回復ぶりにはめざましいものがあります。戦前生まれの母の素質や気概もあるとは思いますが私の施術を受けた「命をもらっているようだわ〜」という母の感想がその効果を物語っていると思います。その他つかまり歩きしか出来なかった六十代の方を老人向けの体操教室へ通えるほどに回復して差し上げたり、高齢で腰が曲がっていた人を真っ直ぐにしてあげたりと、大勢の方に喜んで頂いております。 このざぶとんブルブル整体法は特別な器具や設備も必要なく、家の中でざぶとん一枚あれば実行できる方法です。お金もかからず、手軽というのは今の時代に合った健康法だと思いますし、この本を読んだみなさんが実行に移せばすぐに効果が出ます。体調が良くなれば気力が充実してきますから、個人の幸せのためにも役立ちますし、医療費の削減や、地域社会の活性化にもつながる事と信じております。 このざぶとんを使う事をひらめいた時まず、腰をほぐすことから始めました。腰が一番当てやすい事もあるのですが、カイロプラクティックのスラストと呼ばれるような関節に急激な力を加える技術(バキッというあれです)やマッサージ的に筋肉に力を加えこりをとるようなやりかたに常々不満を持っていました。技術が難しい割に思ったような効果が得られないとか、下手をすれば次の日もみかえしがあって患者さんに負担があったり、術者も疲労が大きいなど私なりの思いがありました。腰椎何番がずれているからなおすといったようなポイントポイントではなく腰全体をまんべんなくほぐしたい・・・。体はある一ヶ所に問題があると、ほかの所が代役したりかばったりして全体の機能を調整しますから、体に不調を抱えている人はある部分だけを良くしても、すぐ元の状態に戻ってしまったり、体全体の回復度合から見ると低かったりするのです。ある部分だけが突出して回復するよりも、全体で見たときにそれぞれの部分がちょっとずつでも広い範囲で回復していた方が全体としては良いのです。この問題意識は十年以上頭のすみにありました。 また、元々がリンパ法というさする方式が出発点となっていることと、こういう事をしてもらえれば気持ちいいのになあという自分自身の欲求もありました。日々患者さんに接していると、腰まわり、特に腰椎と仙骨のさかいめをほぐすとき患者さんの気持ちよさそうな感じが手を通じて良く伝わってくるのです。現時点では日本で、というか世界でこのやり方をやっている人は私以外いないと思いますのでこの技術を多くの人にマスターしてもらって私自身にも施術してほしいというのが本音です。これは私の願いです。技術はシンプルなのでこの本を読んでぜひ、『ざぶとんブルブル整体法』をマスターしてみんなで元気になりましょう。 柴田 直也